2025年春、テレビ朝日系で放送される話題のドラマ『PJ ~航空救難団~』は、航空自衛隊のリアルな活動を描いたレスキュードラマです。
このドラマの魅力のひとつが、自衛隊の全面協力によって実現したリアリティある撮影。その撮影地として注目されているのが、愛知県の航空自衛隊「小牧基地」です。
この記事では、『PJ ~航空救難団~』の撮影に使われたロケ地や協力した自衛隊の施設について、詳しく紹介します。
この記事を読むとわかること
- ドラマ『PJ ~航空救難団~』の撮影ロケ地の詳細
- 自衛隊が提供した訓練施設や装備のリアルな裏側
- 出演者が語る過酷な訓練と本格演技のエピソード
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『PJ ~航空救難団~』の主なロケ地は航空自衛隊・小牧基地!
『PJ ~航空救難団~』は、航空自衛隊の全面協力を受け、愛知県の小牧基地で撮影が行われた本格レスキュードラマです。
実在の訓練施設や装備、厳しい現場をそのまま使用したリアルな映像は、視聴者に強い臨場感を与えています。
このような作品が成立した背景には、自衛隊関係者の深い協力と、俳優陣の徹底した訓練がありました。
ロケ地に小牧基地が選ばれた理由
ドラマの舞台である航空救難団(通称PJ)は、実際に小牧基地に本部を置く部隊をモデルにしています。
航空自衛隊小牧基地は、日本の中でも数少ない航空救難団の中核的存在であり、高度な訓練設備と広大な滑走路を備えています。
このため、本物の現場で撮影することで、リアルな演出と緊迫感を実現できるという判断から、ロケ地として選定されました。
実際に撮影されたエリアとその背景
小牧基地内では、以下のような実際の施設やエリアが撮影に使用されたとされています。
ロケ地施設 | 使用シーン |
訓練塔(ラペリング施設) | 隊員がロープを使って降下訓練を行うシーン |
滑走路・格納庫周辺 | 救難ヘリ出動の緊迫した場面 |
生活棟・訓練宿舎 | 訓練生たちの共同生活や教官とのやり取り |
主演の内野聖陽さんも実際に小牧基地を訪れ、現地の訓練生や教官の精神性に強く感銘を受けたと語っています。
「彼らから受けた清らかな精神、明るい心、そういうものを大事にしてお届けしたいと思いました。」(内野聖陽コメントより)
このように、本作はリアルな現場と実在する人物たちの精神を作品に投影することで、観る者に深い感動と敬意を抱かせるドラマに仕上がっています。
自衛隊が全面協力!リアリティあふれるシーンの裏側
ドラマ『PJ ~航空救難団~』では、航空自衛隊の全面協力により、訓練内容や装備、日常生活までもが細部まで忠実に再現されています。
実在する救難員たちの精神性も表現するため、主演の内野聖陽さんをはじめ、俳優陣は過酷な訓練に挑みながら撮影に臨んでいます。
この作品は単なるドラマではなく、航空救難という“命を懸けた仕事”のリアルを描く社会的意義のある挑戦でもあるのです。
航空救難団の実在する活動を忠実に再現
航空救難団(通称PJ)は、空から人命を救う最後の砦として、日夜訓練を重ねています。
彼らの任務は、災害や航空機事故などでの捜索救助活動、そして戦時下における要救助者の空中回収など。
その任務内容を、リアルなストーリーと実際の訓練の再現を通じて描いているのが本作の特徴です。
「人を救うために厳しい訓練に耐え、規律の厳しい学生生活を送る訓練生を見て、心が洗われました。」(主演・内野聖陽さん)
ヘリや装備、訓練施設も本物を使用
『PJ ~航空救難団~』では、実際に小牧基地に配備されている航空機や施設が撮影に使用されました。
特に印象的なのは、ラペリング訓練や立ち泳ぎ、スクワットなどを含む体力向上訓練のシーンです。
使用装備・施設 | 具体的な用途 |
救難ヘリUH-60J | 空中での要救助者吊り上げシーンの撮影 |
訓練塔・ラペリング施設 | 降下訓練シーンや救難活動の再現 |
室内訓練場 | 気を付け・休め・整列など自衛隊の基本動作を撮影 |
これらの設備と環境の使用により、“演技”を超えたリアルな描写が実現されました。
さらに、俳優陣も訓練に参加しており、本物の自衛官さながらの動きを習得しています。
「演技を超えた、いえ、演技の海底に確実に潜んでいる彼らの清らかな魂を、視聴者の皆様に届けられるように取り組んでいます。」(内野聖陽)
キャストが語る!自衛隊での撮影体験とは?
ドラマ『PJ ~航空救難団~』は、単なる演技の枠を超えて、実際の自衛官に近いレベルでの訓練を受けたキャスト陣の本気によって成り立っています。
特に主演の内野聖陽さんは、教官役としての威厳と実践的な動きを兼ね備えるため、日々のトレーニングに全力で取り組んでいることが明かされています。
その背景には、「魂を伝える演技」への強い想いがありました。
内野聖陽が体験した過酷な訓練シーン
内野さんは撮影前から徹底的なトレーニングを開始し、以下のような自衛官の基本動作に挑戦しました。
訓練内容 | 目的 |
腕立て伏せ・スクワット | 基礎体力と筋力の強化 |
懸垂・立ち泳ぎ | 救難活動時の体力持久力向上 |
ラペリング降下訓練 | 空中救助シーンにリアリティを持たせる |
気をつけ!休め!などの号令動作 | 自衛官らしい所作の習得 |
内野さんはインタビューで、
「55歳越えのおじさん俳優も気合いを入れて、視聴者に魂を届けたい」
と語り、年齢を超えた挑戦に臨む覚悟を見せています。
訓練生役の俳優陣の本格演技の裏話
訓練生を演じる若手キャスト陣も、実際の教育課程さながらの訓練に参加しています。
役作りのために自衛隊独自の所作や姿勢、行進動作などを繰り返し練習し、演技というより“演じる自衛官”としてのリアリティを磨いていきました。
中には撮影期間中、実際の自衛官さながらに生活リズムまで訓練生に近づけた俳優もおり、役に完全に入り込む姿勢が印象的です。
「彼らの真剣な表情は、何よりも美しい。演技を超えた、演技の海底に確実に潜んでいる清らかな魂を届けたい」(内野聖陽)
その結果、視聴者はまるでドキュメンタリーを観ているかのようなリアリズムを感じることができます。
小牧基地とは?一般公開やアクセス情報
ドラマ『PJ ~航空救難団~』のロケ地として話題の航空自衛隊・小牧基地。
実はこの基地、一般公開イベントや見学会を通して誰でも訪れることができる、アクセスしやすい重要拠点でもあります。
ここでは、小牧基地の役割や見学のポイント、行き方まで詳しくご紹介します。
小牧基地の基本情報と役割
航空自衛隊・小牧基地は、愛知県小牧市に所在する基地で、航空輸送・航空救難・空中給油といった多岐にわたる任務を担っています。
とくに、航空救難団の教育部隊である「救難教育隊」が配備されており、本作でも重要な役割を果たす舞台としてリアルに描かれています。
施設名 | 内容 |
航空自衛隊 小牧基地 | 中部地方の空の防衛拠点/災害時の緊急輸送なども担当 |
所属部隊 | 第1輸送航空隊・航空救難団・救難教育隊など |
配備機種 | C-130H、KC-767、UH-60Jほか |
また、小牧基地は平時でも多くの広報活動を行っており、自衛隊の役割を身近に知る貴重なスポットです。
航空祭や見学イベントで実際に見られるかも?
小牧基地では、毎年「航空祭」などの一般公開イベントを開催しており、C-130H輸送機や救難ヘリの展示飛行が人気を集めています。
さらに、防衛省の広報活動の一環として、基地内の見学会や学校向けツアーなども不定期に実施されています。
「令和7年度 小牧基地モニター募集」「夜間飛行訓練のお知らせ」など、基地HPで最新情報を随時確認可能です。
イベント情報は以下のページでチェック可能です:
アクセスについても良好で、名鉄小牧線の牛山駅から徒歩約15分と、公共交通機関でも来訪可能です。
『PJ ~航空救難団~』ロケ地と自衛隊協力の魅力まとめ
ドラマ『PJ ~航空救難団~』は、リアルな現場描写と、自衛隊の全面協力によって、これまでにない本格的なレスキュードラマを実現しています。
ロケ地となった航空自衛隊小牧基地では、訓練施設や装備、実際の部隊を活用した撮影が行われており、演技を超えた“リアリティの極致”が表現されています。
ここでは、その魅力を改めて整理し、視聴者が本作をより深く味わうためのポイントをご紹介します。
項目 | 内容 |
主なロケ地 | 航空自衛隊 小牧基地(愛知県小牧市) |
協力機関 | 航空自衛隊、航空救難団、救難教育隊 |
使用装備 | 救難ヘリUH-60J、C-130H輸送機、KC-767空中給油機など |
俳優の取り組み | 本格的な自衛官訓練、ラペリング・水泳・立ち泳ぎほか |
視聴者の注目点 | リアルな訓練描写と救難活動の臨場感 |
主演の内野聖陽さんをはじめとするキャスト陣は、「命を救うという使命」に本気で向き合い、役を超えて取り組んでいることが随所に現れています。
「本当に優しいってどういうことなのか、考えさせちゃうような人間像になればいいなぁ…。」(内野聖陽)
また、ドラマを通じて自衛隊の活動や精神に触れることで、私たち視聴者も人命の重みや助け合いの尊さを実感できます。
『PJ ~航空救難団~』は、エンタメを超えて「感謝と尊敬」を伝える作品として、多くの人の心に残ることでしょう。
この記事のまとめ
- ロケ地は愛知県の航空自衛隊・小牧基地
- 航空救難団の訓練や装備をリアルに再現
- 自衛隊の全面協力により本格的な撮影が実現
- 主演・内野聖陽は本格訓練で役に挑戦
- 訓練生役キャストも実際の訓練を体験
- 使用機体や施設もすべて本物を活用
- 小牧基地は航空祭や一般公開も実施
- リアルな描写を通じて救難活動の尊さを体感
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