2025年4月スタートのテレビ朝日系ドラマ『PJ~航空救難団~』は、航空自衛隊の精鋭部隊を舞台にした迫真のレスキュードラマとして注目を集めています。
そのリアリティの背景には、実際の自衛隊施設である「小牧基地」での撮影、そして本物のヘリコプター「UH-60J」や「U-125A」の登場があるのをご存じでしょうか?
この記事では、『PJ~航空救難団~』の撮影場所として使用されたロケ地や、登場ヘリ、撮影の裏話まで、ネットで話題の情報を徹底解説します。
この記事を読むとわかること
- ドラマ『PJ~航空救難団~』の撮影地・小牧基地の詳細
- 登場する実機ヘリ「UH-60J」「U-125A」の特徴と役割
- リアルを追求した演出や航空祭イベントの見どころ
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『PJ~航空救難団~』の主な撮影場所は愛知県の小牧基地!
2025年4月に放送開始となるテレビ朝日系ドラマ『PJ~航空救難団~』は、航空自衛隊小牧基地で大規模な撮影が行われました。
実際の救難教育隊の訓練施設をそのまま使ったロケーションにより、視聴者が思わず息を呑むような緊張感が生まれています。
リアルな映像美と航空自衛隊の全面協力が話題となっており、ファンの間では「一度は訪れてみたい場所」として注目されています。
航空自衛隊小牧基地とは?実在する救難教育隊の拠点
小牧基地は愛知県小牧市に位置する航空自衛隊の主要基地で、救難教育隊の本拠地として知られています。
この救難教育隊は、災害や事故時に出動する「航空救難団(Pararescue Jumper=PJ)」の養成を担う部隊であり、日本唯一の特殊救難訓練機関とも言えます。
ドラマ『PJ』の撮影ではこの基地内にある実際の訓練用施設が使用され、本物の現場さながらの緊張感が演出されています。
「この小牧基地には救難教育隊があり、そこがこのドラマの主な舞台になっています」
基地名 | 航空自衛隊 小牧基地 |
所在地 | 愛知県小牧市 |
特徴 | 救難教育隊の本拠地/UH-60Jなどの運用 |
アクセス | 名鉄小牧駅から車で約10分 |
訓練生たちの撮影は実際の施設と訓練環境で行われた
ドラマに登場する訓練生たちのシーンは、本物の訓練施設を利用して撮影されています。
例えば、宙づり訓練やロープ降下、体力測定の場面などは、現実の訓練プログラムを基に再現されており、役者たちの表情や動きにもリアリティが宿っています。
主演の内野聖陽さんは、「初めての宙づりは本当にドキドキした」と語っており、その緊張感が画面越しにも伝わってきます。
「本当の吹雪の中での雪山撮影でした。CGじゃありません(笑)」― 内野聖陽
また、髪を短く切り揃えた訓練生役の俳優たちの姿にも、本気度と覚悟が表れており、多くの視聴者に感動を与えています。
劇中に登場する本物の救難ヘリとは?機体のモデルを紹介
『PJ~航空救難団~』のリアリティを支える重要な要素のひとつが、実在する航空自衛隊の救難機を使用した撮影です。
劇中では、UH-60JやU-125Aといった救難ヘリ・航空機が実際に登場し、現場の緊張感と迫力を生々しく伝えています。
これらの機体は、航空救難団に所属し、実際の災害・事故現場で活躍する最前線の装備です。
機体名 | UH-60J | U-125A |
種類 | 救難ヘリコプター | 救難捜索機 |
役割 | 救出・搬送 | 捜索・指令伝達 |
配備先 | 航空救難団各基地 | 航空救難団各基地 |
UH-60J:救難活動に特化した主力ヘリ
UH-60Jは、航空救難団の主力救難ヘリであり、アメリカのブラックホークをベースにした多用途ヘリコプターです。
この機体には高性能レーダー、赤外線探知機、ホイスト(巻き上げ機)などの装備が搭載されており、災害現場や海上での要救助者の救出に威力を発揮します。
劇中でも、吹雪の中での宙づり救助シーンなどがUH-60Jによって撮影されており、「本当に空を飛んでいるような迫力」が感じられる映像が視聴者の心を掴んでいます。
「UH-60Jが接近してくる音と風圧、それだけで震えるほどの臨場感でした」
U-125A:広範囲捜索を可能にする支援機
U-125Aは、航空自衛隊が捜索支援のために運用しているジェット機で、広域なエリアを短時間で偵察・捜索する能力を備えています。
搭載された高性能センサーやモニタリングシステムにより、救助対象の位置を特定し、UH-60Jなど救助機へ正確な位置情報を提供します。
ドラマでは、上空からの映像と連携する救助シーンに登場しており、現場でのチームワークの要として描かれています。
「空からの支援があるからこそ、救助は迅速に、安全に行えるんです」
これらの航空機はすべて航空救難団に実際に配備されており、ドラマの中で登場するシーンは単なる演出ではなく、現実の活動をベースにしたものです。
空自全面協力のリアルな撮影演出とは
『PJ~航空救難団~』では、航空自衛隊の全面協力を受けたことで、他のドラマでは類を見ないリアリティのある映像が実現されています。
撮影は実際の航空救難団の基地で行われ、ヘリコプターの運用から訓練風景、隊員の所作に至るまで徹底した再現が施されました。
ドラマで描かれるすべての演出が、現場のリアルを視聴者に伝えることを目的としており、演出の細部にまで“本物”が息づいています。
実際の訓練風景を活かしたドラマ演出
ドラマのクランクインは、本物の雪山と吹雪の中での撮影からスタートしました。
CGを一切使用せず、自然環境をそのまま利用した迫力のシーンは、見る者に強烈な印象を残します。
さらに、UH-60Jによる宙づり救助の訓練シーンも実機で撮影され、俳優たちが自らの身体で演じ切った臨場感が高く評価されています。
「クランクインが雪山だったんですが、本当の吹雪で……CGではありません(笑)。宙づりも初体験でドキドキしました」― 内野聖陽
撮影環境 | 雪山、吹雪、実機使用 |
協力機関 | 航空自衛隊(小牧基地) |
特筆ポイント | 実際の訓練風景・動作を忠実に再現 |
俳優陣の髪型や所作にもリアルな軍事感を再現
ドラマの中で印象的なのが、出演俳優たちが本物の訓練生同様に髪をバッサリと短く切っている点です。
特に、神尾楓珠さんや石井杏奈さん、前田拳太郎さんら若手俳優陣は、髪型から動き、敬礼の角度、歩き方まで徹底して訓練を受けたとのことです。
その結果、所作や雰囲気にもリアリティがにじみ出ており、視聴者からは「演技を超えて本物に見える」との声も多数寄せられています。
「皆、訓練生役として本当に厳しい訓練を受けてきたような目をしていた」
こうした細部へのこだわりが、ドラマ全体に軍事ドラマとしての重厚感をもたらしています。
ただのフィクションにとどまらない、リアルな“空のレスキュー”の記録として、多くの視聴者に強い印象を残しています。
航空祭でも話題!現地で感じられる“PJ”の世界
ドラマ『PJ~航空救難団~』の撮影地である航空自衛隊小牧基地では、航空祭のイベントと連動して撮影秘話が披露されるなど、ファンにとってたまらない演出が続出しています。
実際のロケ地でキャストと触れ合える貴重な機会となっており、訪れることで“PJの世界”をより深く体感できます。
航空機の展示からトークショー、撮影再現エリアまで、現地でしか味わえないリアルな魅力が満載です。
小牧基地航空祭でのイベント参加と撮影秘話
2025年3月に開催された小牧基地航空祭には、約46,000人の観客が来場し、『PJ~航空救難団~』の出演者たちが特設ステージでトークイベントを実施しました。
このステージは、ドラマにも登場するUH-60JやU-125Aの展示前に設置され、リアルな背景の中でのキャスト登場が観客を大いに沸かせました。
「航空祭というイベントに便乗させていただきました。鬼教官をやらせていただきます!」― 内野聖陽
主演の内野さんは「撮影初日が吹雪の雪山で、CGなしのガチでした」と撮影秘話を披露。
このように、実際の訓練環境や機体を使った過酷な現場での撮影が、航空祭という場で語られることで、作品への理解と臨場感がさらに高まりました。
イベント名 | 小牧基地航空祭2025 |
開催地 | 航空自衛隊小牧基地(愛知県) |
主な見どころ | 救難機展示/キャストトーク/ドラマ撮影秘話 |
ドラマに登場した場所を実際に訪れる楽しみ方
小牧基地は、ドラマで登場する訓練場や格納庫、滑走路のロケ地として使用された実在の場所です。
航空祭では、これらの場所を実際に歩きながら「このシーンはここだ」とドラマの世界に浸ることができます。
また、展示されているヘリや訓練機材、そしてリアルな制服姿の隊員との交流も可能で、訪問者はまるで訓練生の一員になったかのような体験ができます。
「ここがドラマの訓練所だったんだ!」と訪問者の間で話題に
さらに、撮影に使われた実機や設備は、事前の許可を得れば写真撮影もOKで、SNSで「#PJロケ地巡り」が盛り上がりを見せています。
ドラマの舞台となった場所に立つことで、画面越しでは得られない臨場感と感動を味わえるのが、ファンにとって最大の魅力です。
PJ 航空救難団 撮影場所とヘリ登場シーンのまとめ
ドラマ『PJ~航空救難団~』は、その高いリアリティと迫力の映像美で話題を集めています。
その背景には、実際の航空自衛隊施設での撮影や本物の装備の使用、そして出演者たちの徹底した役作りがあります。
ここでは、主要なロケ地や登場するヘリ、注目ポイントを改めてまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
主な撮影場所 | 航空自衛隊 小牧基地(愛知県) |
登場する航空機 | UH-60J(救難ヘリ)/U-125A(捜索支援機) |
撮影協力 | 航空自衛隊全面協力 |
見どころ | 実機使用の宙づり救助/雪山での吹雪シーン(CGなし) |
ロケ地・小牧基地は“PJの聖地”
『PJ』の撮影地である小牧基地は、実際に救難教育隊が所在する自衛隊の拠点です。
航空祭などで一般公開されることもあり、ドラマに登場する施設を実際に見学できるのはファンにとって貴重な体験となっています。
「ここで本当に訓練しているんだと実感できるロケ地です」
本物の救難機が生む“本物の映像”
劇中で登場するUH-60JやU-125Aは、実際に救難任務にあたる機体であり、その運用風景を忠実に撮影。
俳優陣も、本物の機体を前に訓練を受けながら演技に臨んだことで、リアリティが際立っています。
演技を超えた“体験”が生む迫真の演出
撮影初日は雪山での吹雪の中で宙づりになる過酷なロケからスタート。
CGを使わない“ガチ”の演出が、視聴者の胸を打つ迫力のシーンを生み出しています。
髪型、敬礼、動作に至るまでの徹底した再現もまた、リアルな軍事ドラマとしての完成度を高めました。
「救難隊って、すごいんだなと、心から思いました」― 内野聖陽
今後、航空祭や展示イベントなどを通して、ロケ地を巡る“PJ聖地巡礼”も注目を集めそうです。
本作を通じて、航空救難団の存在とその過酷な任務への理解が、より多くの人に届くことを願っています。
この記事のまとめ
- ドラマ『PJ~航空救難団~』の主な撮影地は小牧基地
- 実在の救難ヘリUH-60Jや捜索機U-125Aが登場
- 空自の全面協力でリアルな演出が実現
- 雪山ロケや宙づりなど過酷な撮影秘話も満載
- 俳優陣も訓練生さながらの髪型と所作を再現
- 小牧基地航空祭で撮影地を体感できる
- ロケ地巡りとしてもファン必見の内容
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